男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は23日、シングルス準々決勝が行われ、2年ぶり9度目の優勝を狙う第1シードの
R・フェデラー(スイス)が昨年覇者の
F・マイヤー(ドイツ)を6-3, 6-4のストレートで下し、6年連続のベスト4進出を果たした。
>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、ウィナーを奪うなどで序盤から主導権を握ったフェデラーが第3ゲームで先にブレークに成功して第1セットを先取。第2セットも激しいストローク戦となったが、またもフェデラーが第5ゲームで先にブレーク。粘るディフェンディングチャンピオンを振り切ってストレートで勝利した。
準決勝では、21歳で世界ランク38位の
K・カチャノフ(ロシア)と対戦する。カチャノフは準々決勝で19歳での
A・ルブレフ(ロシア)を下しての勝ち上がり。
ゲリー・ウェバー・オープンに今年で15度目の出場となるフェデラーは、過去10大会で決勝に進出。歴代最多の8勝を誇り、2003年から2006年に4連覇、2013年から2015年にかけては3連覇を成し遂げた。
今シーズンは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、 グランドスラム)をはじめとする3大会でタイトルを獲得。休養と調整のため、全てのクレー大会をスキップして芝シーズンに臨んでいるが、芝初戦のメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)では初戦敗退の波乱に見舞われた。
一方、敗れたマイヤーは2年連続のベスト4進出とはならなかった。


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