男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は21日、シングルス2回戦が行われ、第6シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が予選勝者の
J・ベネトー(フランス)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で下し、3年ぶりのベスト8進出を果たした。
>>錦織vsカチャノフ 1ポイント速報<<>>錦織らゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、第1セットを落としたディミトロフだったが、第2セット以降はベネトーに1度もブレークを許さず1時間56分で勝利を手にした。
準々決勝では、世界ランク60位の
D・メドヴェデフ(ロシア)とワイルドカードで出場の
T・コキナキス(オーストラリア)の勝者と対戦する。
AEGON選手権には今年で9年連続の出場。2012年にはベスト4進出、2014年には大会初のタイトルを獲得した。
26歳のディミトロフは今季、ブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)とソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)でタイトルを獲得。シーズン序盤は好調をキープしていたが、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)以降は早期敗退が続き、前週のメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)でも初戦敗退を喫していた。
一方、敗れた35歳のベネトーは、大会初のベスト8進出とはならなかった。


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