テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス3回戦が行われるも、第8シードの
錦織圭が世界ランク67位のチャン・ヘヨンに7-5, 6-4, 6-7 (4-7), 0-3とリードした時点で、雨による悪天候の影響で翌日へ順延となった。
>>錦織vsチャン1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、第1ゲームでブレークする幸先の良いスタートを切った錦織だったが、第8ゲームでミスを重ねてしまい、ゲームカウント4-4に追いつかれる。第10ゲームではセットポイントを握られるもフォアハンドの強打でピンチをしのぐと、第11・第12ゲームを連取して第1セットを先取。
第2セットは第9ゲームでチャンからミスを誘い出してブレーク、第10ゲームをサービスキープしてセットカウント2-0と勝利へ王手をかけた。
しかし、第3セットを落とすと急激にペースダウンし、第4セットでは序盤で3ゲーム連取を許した。第3ゲームをブレークされた錦織は、フラストレーションからラケットを地面に叩きつけた。
その後はトレーナーを呼び、腰の辺りを診てもらっていた。
この試合の勝者は、4回戦で世界ランク37位の
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。ベルダスコは3回戦で第22シードの
P・クエバス(ウルグアイ)をストレートで下しての勝ち上がり。


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