テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2日、男子シングルス3回戦が行われ、第11シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)は第20シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)に5-7, 3-6, 4-6のストレートで敗れ、大会初の4回戦進出とはならなかった。
>>錦織vsチャン 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<全仏オープンでは2014年から3年連続の初戦敗退を喫していたディミトロフは、今大会1回戦で
S・ロバール(フランス)、2回戦で
T・ロブレド(スペイン)をいずれもストレートで下し、4年ぶりの3回戦進出を果たしていた。
この日、ディミトロフは2度のブレークに成功するも、カレノ=ブスタに5度のブレークを許した。ウィナーを44本決めたが、46本もの凡ミスを犯し、2時間18分で敗れた。
2013年の3回戦進出が全仏オープンで最高成績だった世界ランク13位のディミトロフは、初の4回戦進出を狙うも同21位のカレノ=ブスタに阻まれた。
今シーズンは、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)でキャリア通算5勝目をあげ、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では大会初のベスト4へ進出するなど好調な滑り出しを見せていたが、その後は早期敗退が相次ぎ、苦しい戦いが続いていた。
一方、グランドスラム初の4回戦進出を果たした25歳のカレノ=ブスタは、8強入りをかけて第5シードの
M・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。


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