テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、男子シングルス準々決勝が行われ、第15シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第11シードの
D・ゴファン(ベルギー)を6-3, 6-2, 6-4のストレートで下し、大会初のベスト4進出を果たした。ディミトロフが四大大会で4強入りするのは、準決勝へ進出した2014年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来。
>>ナダルvsラオニッチ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この日、ゴファンのサービスゲームで6度のブレークに成功したディミトロフが2時間12分で勝利した。
準決勝では、第3シードの
M・ラオニッチ(カナダ)と第9シードの
R・ナダル(スペイン)の勝者と対戦する。
25歳のディミトロフは2014年8月の世界ランキングで自己最高の8位へ浮上したが、その後は不振に陥り早期敗退が続いた。
再起をかけて2016年末にハードなトレーニングを積んだディミトロフは、2017年の開幕戦であるブリスベン国際( オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)決勝で
錦織圭を破り、キャリア通算5勝目をあげて今大会に臨んでいる。
一方、敗れたゴファンは四大大会で初の4強入りとはならなかった。昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でもベスト8へ進出し、その時は準々決勝でD・ティエムに敗れた。
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