女子テニスでドーピング違反からツアー復帰を果たした元世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)は19日、自身の公式サイトで7月3日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)を申請しないことを明かした。
>>錦織らジュネーヴOP対戦表<<「復帰してからの3大会の成績でランキングが上昇したお陰で、ローハンプトンで開催されるウィンブルドンの予選に出場できるので、ウィンブルドンの本戦へのワイルドカードのリクエストはするつもりはない」とシャラポワ。
2004年のウィンブルドン決勝では、当時17歳の若さで
S・ウィリアムズ(アメリカ)をストレートで破り、四大大会初のタイトルを獲得した。
ウィンブルドン前哨戦のAEGONクラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTAプレミア)は、本戦のワイルドカードを獲得。しかし、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)のワイルドカードは本戦・予選共に与えられなかった。
最後に、現在行われているBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTAプレミア)2回戦を太ももの負傷により途中棄権したシャラポワは「ローマで負ってしまった怪我の治療を既に始めている。回復を待ってすぐに芝のシーズンへの準備を始めるつもり」と綴っていた。
■関連ニュース■
・シャラポワ 全英前哨戦WC獲得・シャラポワにWC拒否の理由・シャラポワ 全仏WC与えられず