フランス・テニス協会は16日、28日から開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の本戦と予選のワイルドカード(主催者推薦枠)を発表。今年4月にドーピング違反から1年3カ月ぶりに復帰した元世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)に、ワイルドカードは与えられなかった。
>>錦織vsフェレール 1ポイント速報<<>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<2012・2014年の全仏オープンを制しているシャラポワは、現在世界ランク211位。今年4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTAプレミア)で復帰し、ベスト4進出。続くムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミアマンダトリー)では2回戦で敗れた。
現在行われているBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTAプレミア)は15日に行われた1回戦を突破しており、2回戦で第16シードの
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)と対戦する。
昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)期間中に受けたドーピング検査で、禁止薬物であるメルドニウムの陽性反応が出たシャラポワは、当初2年間の出場停止処分を国際テニス連盟(ITF)から言い渡された。しかし判決を不服とし、スポーツ調停裁判所(CAS)に控訴した結果、15カ月の出場停止処分へ減刑された。
全仏オープンの予選は22日、本戦は28日に開幕する。
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