男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は18日、シングルス3回戦が行われ、大会8度目の優勝を狙う第4シードの
R・ナダル(スペイン)が第13シードの
J・ソック(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下し、9年連続のベスト8進出を果たした。
>>錦織らBNLイタリア国際対戦表<<この日、ナダルはファーストサービスが入った時に83パーセントの確率でポイントを獲得し、世界ランク14位のソックを圧倒。3度のブレークに成功して1時間20分で勝利を手にした。
準々決勝では、第8シードのD・ティエムと対戦する。両者は今回が6度目の対戦で、今季だけで3度目の顔合わせ。4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)と先週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)決勝では、いずれもナダルがストレートで勝利している。
今大会、ナダルは初戦の2回戦で予選勝者の
N・アルマグロ(スペイン)が第1セットの第4ゲームで左膝の負傷により途中棄権を申し入れたため、思わぬ形で3回戦へ駒を進めていた。
現在30歳のナダルは、クレーコートシーズンに入ってから無敗。モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル、ムチュア・マドリッド・オープンの3大会でタイトルを獲得している。
BNLイタリア国際では、2005・2006・2007・2009・2010・2012・2013年と7度の優勝を誇る。今年は4年ぶり8度目の優勝を狙う。
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