男子テニスのエストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)は5日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク113位の
ダニエル太郎は第3シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)に7-5, 2-6, 3-6の逆転で敗れ、自身初のツアーベスト4進出とはならなかった。
この日、第1セットを先取したダニエル太郎は、第2セットに入るとファーストサービスが入った時のポイント獲得率を29パーセントまで落とし3度のブレークを許して、セットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットでは第2ゲームでミュラーのドロップショットに対応出来なかったダニエル太郎はブレークを許すと、その後は主導権を握られて力尽きた。
今大会の8強入りは、2014年2月のロイヤル・ガード・オープン・チリ(チリ/ビニャデルマール、レッドクレーATP250)以来 自身2度目だった。今年は3月に下部大会のコパ・シティ・ティグレ(アルゼンチン/ティグレ、ハード、ATPチャレンジャー)で優勝している。
一方、勝利したミュラーは、準決勝でノーシードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。アンダーソンは準々決勝で第2シードの
R・ガスケ(フランス)をフルセットで振り切っての勝ち上がり。
33歳のミュラーは、今年のアピア国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)で、悲願のツアー優勝を飾っている。
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