男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は22日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
R・ナダル(スペイン)が第10シードの
D・ゴファン(ベルギー)に6-3, 6-1のストレートで勝利し、2年連続10度目の優勝に王手をかけた。
>>モンテカルロ対戦表<<世界ランク7位のナダルは、第1セットで2度のブレークに成功して先取、第2セットでは3度のブレークを奪い、1時間29分で勝利し、11度目の決勝進出を決めた。
決勝では、マスターズ初の優勝を狙う第15シードのA・ラモス=ヴィノラスと対戦する。両者は今回が3度目の対戦でナダルの2連勝中。ラモス=ヴィノラスは、同日の準決勝で第11シードの
L・プイユ(フランス)を下して決勝に駒を進めている。
ナダルは今大会、初戦の2回戦で
K・エドモンド(英国)にフルセットで勝利。3回戦では第14シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、準々決勝では
D・シュワルツマン(アルゼンチン)をそれぞれストレートで下して準決勝まで勝ち上がった。
「クレーキング」の異名を持つナダルは、モンテカルロ・ロレックス・マスターズに今年で14度目の出場。2005年から2012年にかけては前人未到の8連覇を達成し、昨年は決勝で
G・モンフィス(フランス)を下して4年ぶり9度目の優勝を飾った。
上位4シードでは、第1シードの
A・マレー(英国)(英国)と第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)(スイス)が3回戦敗退、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が準々決勝で敗れるなどの波乱に見舞われている。
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