男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第10シードの
D・ゴファン(ベルギー)との試合中、第2セットの第2ゲームでジョコビッチが転倒してコート外に転がる場面があり、会場が騒然となった。
>>モンテカルロ対戦表<<センターコートで行われたこの試合、第1セットを2-6で落としたジョコビッチは、続く第2セットの第1ゲームをサービスキープ。迎えた第2ゲームの1ポイント目で、この事故は起きた。
ロングラリーの中、コートサイドに弾くゴファンのショットを追いかけたジョコビッチはなんとかボールに手が届くも、止まれずにバランスを崩して転倒。ラケットは手から離れ、背中から転がるようにコート外に弾き出された。
勢い良く転がったジョコビッチに会場は騒然となり、観客は立ち上がって安否を確認しようとした。当のジョコビッチは少ししてからゆっくり立ち上がり、赤土で汚れたウエアを着替えて試合続行。会場からは大きな拍手が贈られた。
その後、第2セットを6-3で取り返したジョコビッチは、ファイナルセットでも先にゴファンのサービスを破るが、最後は挽回を許し、2-6, 6-3, 5-7で準々決勝敗退となった。
一方、勝利したゴファンは準決勝で第4シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。
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