男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は21日、シングルス準々決勝が行われ、大会史上最多10度目の優勝を狙う第4シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク41位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4, 6-4のストレートで下し、3年連続のベスト4進出を果たした。
>>モンテカルロ対戦表<<この日、ナダルは各セットで3度のブレークに成功。最後は華麗なフォアハンドのウィナーを決めて、1時間39分で勝利した。
準決勝では、世界ランク13位で第10シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。ゴファンは、同日の準々決勝で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-2, 3-6, 7-5のフルセットで破る番狂わせを起こした。
現在30歳のナダルは、モンテカルロ・ロレックス・マスターズに今年で14度目の出場。2005年から2012年にかけて前人未到の8連覇を果たし、昨年は決勝で
G・モンフィス(フランス)を下して4年ぶり9度目の優勝を果たした。
今大会は、初戦の2回戦で
K・エドモンド(英国)をフルセットで下すと、3回戦で第14シードの
A・ズベレフ(ドイツ)をストレートで破り、準々決勝へ駒を進めていた。
上位4シードでは、第1シードの
A・マレー(英国)と第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)が3回戦敗退、第2シードのジョコビッチが準々決勝で敗れるなどの波乱に見舞われ、準決勝へ進出したのは第4シードのナダルのみとなった。
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