男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は19日、シングルス2回戦が行われ、記念すべき10回目の優勝を狙う第4シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク45位の
K・エドモンド(英国)に6-0, 5-7, 6-3のフルセットで勝利し、13年連続の3回戦進出を果たした。
>>モンテカルロ対戦表<<上位シードは2回戦からの登場のため、この日が初戦だったナダルは、第1セットは1ゲームも与えず30分足らずで先取。第2セットでは1度はブレークバックを決めるも2度のブレークを許し取られたが、第3セットでサービスゲームを3度破り、2時間18分で勝利をおさめた。
3回戦では、世界ランク20位の
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。両者はこれまでに2度対峙しナダルが2勝。今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)3回戦では4-6, 6-3, 6-7(5-7), 6-3, 6-2の逆転で勝利している。
モンテカルロ・ロレックス・マスターズには今年で14度目の出場。2005年から2012年にかけて前人未到の8連覇を果たし、昨年は決勝で
G・モンフィス(フランス)を下して4年ぶりに9度目の優勝を飾った。
世界ランク7位のナダルは今季ここまで19勝5敗。全豪オープンでは決勝で永遠のライバルである世界ランク4位の
R・フェデラー(スイス)に4-6, 6-3, 1-6, 6-3, 3-6でフルセットの末に敗北。1ヶ月ほど休養した後のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、 ATP500)では決勝で
S・クエリー(アメリカ)に3-6, 6-7(3-7)のストレートで敗れ、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000 )決勝では再びフェデラーに3-6, 4-6のストレート負けを喫した。今季は未だに無冠。
今大会の上位シード勢は第1シードに
A・マレー(英国)、第2シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードに
S・ワウリンカ(スイス)、第4シードにナダル、第5シードに
M・チリッチ(クロアチア)、第6シードにD・ティエム、第7シードに
JW・ツォンガ(フランス)、第8シードに
G・ディミトロフ(ブルガリア)。
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