ジャパン・オープンや東レ パン パシフィック オープンテニス、全日本テニス選手権大会など多くのトーナメントが開催される日本テニスの聖地 有明テニスの森公園の2020東京オリンピック・パラリンピックへ向けて改修工事される計画と整備内容が発表された。
有明テニスの森は、現在49面あるコートのうち有明コロシアム以外のコートを再整備する。3000席の観客席を備えたショーコート1を、有明コロシアムと芝生広場の隣接する場所に新設。さらにクラブハウスを備えたインドアコートを既存のクラブハウスがある場所に仮設で整備する。
コロシアム西側にある既存の歩行者通路は、シンボルロードとして拡張。トーナメント開催時には多くのテニスファンで賑わう芝生広場は継承され、緑に囲まれた広大な芝生広場が再配置される。
加えて老朽設備の更新、バリアフリー改修、屋根の改修、別棟・デッキ棟の整備などが行われる予定。
大会後は、現状と同じ49面に復旧。ショーコートはそのまま残し、インドアコートなどの仮設施設は撤去される。なお、大会後のテニスコート 49 面への復旧工事の工事工程については、現時点で未定となっている。
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