テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間6月1日(現地5月31日)、女子シングルス3回戦が行われ、第7シードの
M・キーズ(アメリカ)が第31シードの
S・ケニン(アメリカ)を4-6, 6-3, 7-5の激闘の末に逆転で破り、3年ぶり5度目のベスト16進出を果たした。
>>シナー、アルカラスら 全仏OP組合せ<<>>サバレンカ、シフィオンテクら 全仏OP組合せ<<30歳で世界ランク8位のキーズは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で
I・シフィオンテク(ポーランド)や
A・サバレンカら強豪を破り、四大大会で初優勝を飾った。
そのキーズが全仏オープンに出場するのは13年連続13度目で、最高成績は2018年のベスト4となっている。今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク137位の
D・サビル(オーストラリア)、2回戦では同38位の
K・ボールター(イギリス)に6-1, 6-3のストレートで快勝し3回戦進出を果たした。
一方、26歳で世界ランク30位のケニンは同大会3年連続6度目の出場で、2020年には準優勝を飾っている。今大会は2回戦で同75位の
V・アザレンカを7-6 (7-5), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
両者はこれまでに4度対戦しており、キーズから3勝1敗となっていた。
3回戦の第1セット、キーズは3度あったブレークポイントを活かすことができず、自身は第7ゲームでブレークを許して先行される。
それでも第2セット、第3ゲームで0-40からキープに成功したキーズは第6ゲームでブレークを奪い、このセットを取り返す。
ファイナルセット序盤では勢いを失い、0-3とリードを許したキーズだったが、第5ゲームでブレークを返す。第10ゲームでは3度のマッチポイントを握られるもこれをすべてセーブしたキーズは、直後のリターンゲームでこのセット2度目のブレークに成功。迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでは連続でウィナーを決めるなど最後まで攻めの姿勢を崩さず、2時間20分の激闘を制した。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはキーズのコメントが掲載されている。
「本当にタフな試合だった。(ケニンは)特に素晴らしいプレーをしていたし、マッチポイントを凌ぐ場面ではとにかく集中して、自分からはミスしないようにと必死だった」
勝利したキーズは4回戦で世界ランク70位の
H・バプティスト(アメリカ)と対戦する。バプティストは3回戦で同68位の
J・ブザス・マネイロ(スペイン)を下しての勝ち上がり。
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