男子テニスで世界ランク1位の
J・シナー(イタリア)は7日、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)の会見に出席し、選手と四大大会側の間で議論が続く賞金配分や待遇面の問題について言及した。
>>大坂 なおみvsリス 1ポイント速報<<>>【賞金】シナー、ジョコビッチら BNLイタリア国際2回戦でいくら獲得?ドローも公開中!<<問題となっているのは、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)をはじめとする四大大会における収益分配のあり方。賞金総額は増加傾向にある一方で、選手側からは取り分や対応を巡り不満の声が上がっている。
こうした中、シナーは「自分たちは受け取っているものより、はるかに多くを提供している。これはすべての選手にとっての問題だ」とコメント。「1年経っても結論に近づいていないのは良くないし、敬意が感じられない」と語り、現状への不満をあらわにした。
さらに「これはリスペクトの問題だ。僕たちはそれを感じていない。失望している」と強調。「トップ選手だけでなく、すべてのテニス選手が同じ状況にある」と訴えた。
また、ボイコットの可能性についても「なぜその話が出るのかは理解できる」と言及。男女のトップ10選手が連名で書簡を送ったことを明かし、「他のスポーツであれば、48時間以内に返答があり、さらにミーティングも行われるはず」と比較。「例えば全仏オープンに関しては、その結果に失望している」と語った。
シナーは昨年の全仏オープン決勝で
C・アルカラス(スペイン)と5時間29分に及ぶ死闘を戦っており、同大会はキャリアにおいても重要な位置を占める。生涯グランドスラム(四大大会全制覇)の達成には同大会の優勝が必要となる中での発言だけに、今後の動向が注目される。
女子ではすでに、世界ランク1位の
A・サバレンカや同2位の
E・ルバキナ(カザフスタン)が同様の問題に言及しており、ボイコットの可能性にも触れている。男女のトップ選手から相次いで不満の声が上がる中、選手側と大会側の溝が埋まるのかが焦点となる。
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