ジャパン・オープンや東レ パン パシフィック オープンテニス、全日本テニス選手権大会など多くの公式戦が開催される日本テニスの聖地 有明テニスの森公園が、2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて改修工事を行うために2017年11月から2019年7月まで休館すると東京都が発表した。
1983年に開園した有明テニスの森公園は、約1万人を収容する有明コロシアムを中心にテニスコート48面を有する。
公園内の建物や設備等は竣工から約30年が経過しており、老朽化が進んでいる。そのため、全施設を休館して改修工事を行う運びとなった。
2017年11月から屋外コート40面・芝生広場・クラブハウス、2017年12月から有明コロシアムの工事を予定している。
なお、2017年11月から2018年9月までは工事中でも残りのコート8面は利用可能。8面の工事は2018年10月から開始予定。
昨年開催されたリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で日本勢96年ぶりの銅メダルを獲得した
錦織圭を筆頭に、多くの日本勢が母国の地で活躍する舞台を整えるため、「聖地」は少しの間休息に入る。
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