テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は３０日、女子シングルス３回戦が行われ、第１シードのＡ・サバレンカが世界ランク３４位のＯ・ダニロビッチ（セルビア）に6-2, 6-3のストレートで快勝し、３年連続３度目のベスト１６進出を果たした。

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２７歳で世界ランク１位のサバレンカが同大会に出場するのは８年連続８度目。最高成績は２０２３年のベスト４となっている。

今大会は１回戦で世界ランク８６位のＫ・ラヒモワに6-1, 6-0で、２回戦で同９７位のＪ・タイシュマン（スイス）を6-3, 6-1のストレートで下し、相手を寄せつけずに３回戦に駒を進めた。

２４歳のダニロビッチとの顔合わせとなったこの日の３回戦でもサバレンカは相手を圧倒。各セットで相手のブレークを１度に抑えると、リターンゲームでは第１セットで３度、第２セットで２度ブレークを奪い１時間１９分で４回戦進出を決めた。

試合後の会見でサバレンカは３回戦を振り返った。

「もちろん、勝てて嬉しい。彼女（ダニロビッチ）はタフな相手。ファイターなので、今日勝てて本当に嬉しい」

また、今大会の優勝候補は世界ランク１位の自身か、現在同大会３連覇中で過去４度の優勝を経験している世界ランク５位のＩ・シフィオンテク（ポーランド）か問われると「どうでしょう。女子は予想が難しい。イガ（シフィオンテク）に賭けましょう。だって、彼女は３連覇してるんだから」と笑みを見せながら余裕を感じさせる回答をした。

勝利したサバレンカは４回戦で第１６シードのＡ・アニシモワ（アメリカ）と対戦する。アニシモワは３回戦で第２２シードのC・タウソン（デンマーク）を下しての勝ち上がり。

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