テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、女子ダブルス2回戦が行われ、
穂積絵莉/
U・エイケリ(ノルウェー)組が
ワン・シンユ(中国)/
ゼン・サイサイ(中国)組を6-7 (6-8), 6-1, 6-3の逆転で破りベスト16進出を果たした。
>>サバレンカ、ガウフ、シフィオンテクら 全仏OP組合せ<<31歳の穂積が同大会のダブルスに出場するのは4年連続8度目。2018年には
二宮真琴とのペアで準優勝を飾っている。
32歳のエイケリとのペアで出場している今大会は、1回戦で
E・リス(ドイツ)/
T・マリア(ドイツ)組を下し2回戦に駒を進めた。
2回戦の第1セット、穂積とエイケリは両ペア1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークで6-3とリードしながら、ここから一気に5ポイントを連取され先行される。
それでも第2セット、穂積とエイケリはアンフォーストエラーを3本に抑える安定したプレーで相手にブレークを与えず、リターンゲームでは3度のブレークを果たし1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、両ペア2度ずつブレークを奪い合う展開となったなか、穂積とエイケリは終盤の第8ゲームで3度目のブレークに成功し、2時間40分の激闘を制した。
穂積が四大大会のダブルスで3回戦に進出するのは準優勝を飾った2018年の全仏オープン以来7年ぶり4度目のこととなった。
四大大会での久しぶりの16強入りとなった穂積は試合後の会見で2回戦を振り返った。
「グランドスラムで2回戦を突破したのはかなり久しぶりです。なかなか2回戦の壁が厚いなというのを感じていたので、今日は試合前からナーバスになっていて、勝ちたい気持ちが強かったですし、パリに入ってからの自分のテニスの調子も良かったのでそれも相まって自分に期待する自分もいたり、勝ちたいからといって硬くなってしまう自分もいて、なかなか難しかったです」
「私の良いところは積極的に強気で打っていくベースラインでのストロークだと思っているので、そこはやりきろうと思っていました。なかなか自分の感覚が良くないので、強気でいくのが難しかったんですけど、それでも前に踏み込んでしっかり自分で打っていくことを自分に言い聞かせてやっていたのが、少しずつ入るようになってきて、中盤から最後にかけては最初より自分のストロークが走るようになってきたかなと思います。多分その気持ちが最後、苦しいところでもポイントを引き寄せる一つの要因だったかなと思います」
勝利した穂積とエイケリは3回戦で
R・スラムコワ(スロバキア)/
V・トモワ(ブルガリア)組と対戦する。同ペアは2回戦で
M・ジョイント(オーストラリア)/ O・カラシニコワ(ジョージア)組を下しての勝ち上がり。
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