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ナダル 大一番フェデラー戦へ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルス準決勝が行われ、2009年以来8年ぶりの優勝に王手をかけた第9シードのR・ナダル(スペイン)が試合後の会見で、第17シードのR・フェデラー(スイス)との決勝に向けて「大切な大会で戦えることにワクワクしている」と語った。

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これから先、何度見ることが出来るかわからないナダルとフェデラーの黄金カードが実現する。今回が通算35度目の激突。

手首の負傷を乗り越えたナダルと、膝の手術から復活したフェデラー。13日に組み合わせが発表された時、この2人の決勝戦を予想するのは難しかった。

しかし、現在の男子テニス界を支配する第1シードのA・マレー(英国)と第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が早期敗退の大波乱が起きる中、2人は勝利を重ね、遂に決勝の大舞台まで勝ち上がってきた。

この日、第15シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3, 5-7, 7-6 (7-5), 6-7 (4-7), 6-4のスコアで振り切り「グリゴール(ディミトロフ)は素晴らしいプレーをしていた。今夜はレベルが高く、最高の戦いだった。最終的に自分が勝ったのはラッキーだった」とコメントしたナダルは何度もピンチを迎えた。

特にファイナルセットの第8ゲームでは自身のサービスゲームで15-40と、ディミトロフにブレークチャンスを与えてしまう崖っぷちに立たされた。

この窮地の場面で元王者の踏ん張りを見せ、バックハンドのウィナーで30-40にすると、その後の2ポイントは攻めの姿勢を貫いてボレーでポイントを重ねた。最後はディミトロフを振り回してミスを誘い、見事サービスキープに成功。

これで勢いが増したナダルは第9ゲームでディミトロフのサービスゲームを破り、続く第10ゲームで3本目のマッチポイントを手にして、4時間56分のマラソンマッチに終止符を打った。

「全豪オープンで決勝へ進めたことに驚いている。とても意味がある。観客からの愛情も感じたことでポジティブなエネルギーを沢山もらった」と述べたナダルは、全豪オープンで3年ぶり3度目の決勝進出を果たした。

フェデラーにナダルは23勝11敗と勝ち越しており、四大大会の決勝で対戦するのは2011年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来、全豪オープンでは2014年の準決勝以来3年ぶりの激突。

直近は2015年のスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)決勝で、その時はフェデラーに敗れている。

これまで激突した34度のうち、21度が決勝での対戦だったことについて、ナダルは「自分にとっても、テニス界にとっても、それは驚き。明らかに全く違うプレースタイルをしている選手の戦いは、より一層特別なものにしていると思う」と口にした。

また、今大会の男子シングルスは35歳のフェデラーと30歳のナダル、女子シングルスは35歳のS・ウィリアムズ(アメリカ)と36歳のV・ウィリアムズ(アメリカ)が決勝へ進出。30代の男女シングルス4選手が四大大会の決勝へ進出するのは、1968年のオープン化以降で初となった。

「きっと不思議な状況だと思う。でも、これをエンジョイしたい。なぜなら、こんなことは、もう起きないと思うから。それしか言えない」と率直な感想を述べたナダル。

最後に「この大会を通して、ずっと観客の応援を感じていた。それは忘れられない。大きな声援が更なるレベルへのエネルギーを与えてくれる。それを楽しんでいた。オーストラリアの方々、大会関係者、オーストラリア・テニス協会、そしてファンの皆さんのおかげで、地元で戦っているような気分になれた」と感謝の気持ちを伝えた。

ナダルとフェデラーの大一番は、大会最終日の29日に行われる。






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