テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、第14シードで地元期待の
N・キリオス(オーストラリア)は世界ランク89位の
A・セッピ(イタリア)に6-1, 7-6 (7-1), 4-6, 2-6, 8-10の逆転で敗れ、2回戦敗退となった。
>>錦織vsラコ 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<この日、キリオスは第1・第2セットを先取し、3回戦進出まであと1セットへ迫るも、セッピの怒涛の追い上げに苦戦し、ファイナルセットへ持ち込まれる。
その後、ゲームカウント5-6でセッピのサービング・フォー・ザ・マッチを迎えピンチに追い込まれるも、第12ゲームでブレークバックに成功。
両者一歩も譲らない展開が続く中、キリオスが第17ゲームで痛恨のダブルフォルトを犯してセッピにブレークを許し、3時間8分で敗れた。
セッピと3度目の対戦だったキリオスは、今回初の敗戦を喫した。
現在21歳のキリオスは、昨年10月の上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)2回戦でやる気のないプレーを見せたとして、2017年1月15日までの出場停止処分と罰金が科されていた。
今年はエキシビションマッチのファスト4(Fast4)でファンへ姿を見せ、公式戦では今大会が復帰戦だった。
一方、勝利したセッピは3回戦で
S・ダルシス(ベルギー)と対戦する。ダルシスは同日の2回戦で
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
現在32歳のセッピは、2015年の全豪オープン3回戦で
R・フェデラー(スイス)を6-4, 7-6 (7-5), 4-6, 7-6 (7-5)で破る金星をあげた。
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