テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日、第6シードの
錦織圭(日本)がプラクティス・コート1で10時45分から12時15分まで練習を行い、翌日に対戦する第2シードの
A・マレー(英国)との男子シングルス準々決勝に備えた。
この日の前半は若手選手と打ち合い、後半はコーチの
M・チャン(アメリカ)による球出しのストローク・ドロップショット・スマッシュなどを入念にチェックした。
準々決勝で対戦するマレーとは今回が9度目の対戦で、錦織の1勝7敗。リオデジャネイロ・オリンピックの準決勝では完敗している。
世界ランク2位のマレーは、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)・全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)・ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)でグランドスラム3大会連続の決勝進出を果たし、ウィンブルドンでは3年ぶり2度目の優勝を飾った。
さらに2012年のロンドンオリンピック(イギリス/ロンドン、芝)に続きリオデジャネイロ・オリンピックでも金メダルを獲得し、男子シングルスで史上初の五輪連覇を成し遂げている。
一方、錦織は1・2・3回戦まで1セットを落とす苦しい展開を強いられたが、第21シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)との4回戦では今大会初のストレート勝ちをおさめた。


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