- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

逆転フェデラー「信じ続けた」

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードのR・フェデラー(スイス)が第9シードのM・チリッチ(クロアチア)を6-7 (4-7), 4-6, 6-3, 7-6 (11-9), 6-3の大逆転の末に退け、大会11度目のベスト4進出を決めた。

>>フェデラーvsチリッチ 1ゲーム速報<<

>>ウィンブルドン対戦表<<

2014年の全米オープン準決勝以来の対戦となった両者。その時はチリッチがストレートの快勝でフェデラーを下し、そのままグランドスラム初優勝を飾った。そのリベンジマッチだったフェデラーだが、試合はチリッチ優勢で進んでいった。

第1・第2セットを奪われ、またしてもストレート負けかと思われたが、第3セットを奪い返す反撃を見せたフェデラー。第4セットでは再びチリッチが息を吹き返し、第10ゲームで1度目、第12ゲームで2度目、タイブレークで3度目のマッチポイントを握られたが、その全てをフェデラーが跳ねのけた。

8月に35歳を迎えるフェデラーは、ピンチを切り抜けタイブレークを接戦の末に制すと、勝敗を決めるファイナルセットでは一気に流れを掴み、3時間17分でリベンジを成功させた。

「戦い抜き、努力し続け、信じ続けた。そして最後に勝利をものにした。」と語るフェデラーは、これが10度目となる2セットダウンからの逆転勝利だった。

3度のマッチポイントを巧みなサービスでかわすと、両手を上げ人差し指を突き立て自身を奮い立たせた。

今では世界ランクも1位ではなく、2012年からグランドスラムでの優勝もない。今季は膝の手術や腰の怪我にも泣かされた。そして、2000年以来となる一度もツアー優勝がないままウィンブルドンを迎えていた。全仏オープンの欠場で、1999年から続いたグランドスラム連続出場の記録も途切れ、ウィンブルドンへの準備も疑問視されていた。

「体を試しながらまたコートで戦い、自分の肉体とも戦いながらの勝利は、信じられないもの。感情的になるような勝利だった。」と語るフェデラーは、1972年の全豪オープンをK・ローズウォール(オーストラリア)が37歳で制して以来となる最年長でのグランドスラム優勝を目指す。

この試合、第3セットの3-3からのフェデラーのサービスゲームで、0-40とチリッチが3本のブレークポイントを握る大きなチャンスを迎えるも、そのブレークポイントを活かすことが出来ず「あれはちょっと流れを変えてしまった。」とチリッチは振り返った。

1本目はチリッチのバックハンドがネットにかかり、2本目はフォアハンドがベースラインを割り、3本目はバックハンドのリターンがサイドアウトとなった。そのたびフェデラーは雄叫びを上げていた。

その後の2ポイントを取り、サービスゲームをキープしたフェデラー。コートチェンジの時は詰めかけた観客から「レッツゴー、フェデラー。レッツゴー、フェデラー。」と大歓声が沸き起こっていた。

チリッチは「ロジャー(フェデラー)は、どこへ行っても愛されている選手。ここでは特に。自分は試合中気にならなかったが、彼にはそれが力になったはず。」と想いを語っていた。

第4セット、ゲームカウント4-5からのフェデラーのサービスゲームで、30-40とチリッチに最初のマッチポイントを握られた。しかし167キロのセカンドサービスに対してチリッチのフォアハンドのリターンはアウトになった。

ゲームカウント5-6からのフェデラーのサービスゲームでも30-40とチリッチに2度目のマッチポイントを握られるも、フェデラーは193キロのサービスエースで切り抜けた。

その後のタイブレークでも、7-6と3度目のマッチポイントを握ったチリッチだったが、フェデラーのセカンドサービスに対するリターンがネットにかかり、ピンチをしのいだ。

その5ポイント後にフェデラーが握った5度目のセットポイントでチリッチのフォアハンドがネットへかかると、そのセットをフェデラーが奪い、セットカウント2ー2でファイナルセットへと持ち込んだ。フェデラーはチリッチより7歳年上ながら、3時間を越える試合でもフェデラーの動きに衰えはなく、最後の3ゲームを連取した。

「大きな勝利。最高の勝利と言えるかは分からないが、それでも大きな勝利だった。」とフェデラーは試合を振り返った。

フェデラーは8日に行われる準決勝で、第28シードのS・クエリー(アメリカ)を6-4, 7-5, 5-7, 6-4で下した第6シードのM・ラオニチと決勝進出をかけて対戦する。クエリーは3回戦で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を下す金星を飾っていた。

2014年の準決勝でもフェデラーと対戦して負けているラオニチは「こうしてまた彼(フェデラー)と対戦するチャンスを持てることは嬉しく思う。」とフェデラーとの対戦についてコメントしていた。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・フェデラー 大逆転勝利で4強
・フェデラー「完敗」以来の対戦
・決勝はフェデラーvsマレーか
(2016年7月7日11時30分)

その他のニュース

8月17日

【速報中】アルカラスvsズべレフ (7時43分)

シナー 誕生日に勝利で2連覇王手 (7時34分)

8月16日

伊藤あおい ベストショット候補に (16時12分)

西岡良仁 初戦は元世界10位に決定 (14時38分)

世界1位と2位が同日に敗退 (13時39分)

世界1位撃破し初のベスト4 (10時47分)

ズベレフ 世界6位に完勝で4強 (9時59分)

アルカラス4強「過酷な状況、大好き」 (8時31分)

【1ポイント速報】ズベレフvsシェルトン (8時01分)

望月慎太郎 第4シード撃破し4強 (7時50分)

8月15日

深夜試合→中1日で午前11時開始に苦言 (15時16分)

予選勝者が金星連発の快進撃で4強 (13時40分)

野口莉央 ワウリンカにストレート負け (11時07分)

9連勝で8強「ハングリーな気持ち」 (10時22分)

望月慎太郎 快勝で8強 (9時03分)

シナー BIG4に続く連勝記録で4強 (8時24分)

世界3位ズベレフ 日本戦は不参加 (7時32分)

8月14日

なぜ?勝利直後にラケット破壊 (15時25分)

アルカラス8強「最高の試合した」 (14時26分)

予選勝者が世界4位破る大金星 (13時31分)

45歳ヴィーナス WCで全米OP出場 (11時15分)

世界1位 37歳ベテラン退け8強 (9時58分)

ズベ マスターズ勝利数で歴代10位タイ (8時56分)

トゥロター 19歳新星下し初戦突破 (7時54分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!