男子テニスツアーの下部大会であるグアドループ・オープン(フランス/グアドループ、ハード)は9日、シングルス準決勝が行われ、第6シードの
西岡良仁は世界ランク295位の
S・コズロフ(アメリカ)に6-3, 5-7, 3-6の逆転で敗れ、決勝進出を逃した。
この試合、第1セットを先取した西岡は、第2セットの第9ゲームでコズロフのサービスゲームをブレークし、第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし、そのゲームをブレークバックされ、ゲームカウント5-5に。
その後、コズロフにパッシングショットを決められるなどでセットカウント1-1とした西岡は、ファイナルセットで1度のブレークを許して2時間30分で敗れた。
今大会に
伊藤竜馬は第5シードで出場したが、準々決勝で第2シードの
T・フリッツ(アメリカ)に逆転負けを喫した。
今シーズン、西岡は2月のメンフィス・オープンでベスト8進出、さらにマイアミ・オープン男子では
F・ロペス(スペイン)らを破る快進撃で初のマスターズ3回戦進出を果たした。
一方、勝利したコズロフは決勝で第3シードの
M・ジャジーリ(チュニジア)と対戦する。ジャジーリは準決勝でフリッツを逆転で破っての勝ち上がり。


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