男子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセル男子(メキシコ/アカプルコ、ハード)は27日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
D・ティエム(オーストリア)が第5シードの
B・トミック(オーストラリア)を7-6 (8-6), 4-6, 6-3のフルセットで下して大会初優勝、今季2勝目を飾った。
>>アカプルコ大会 対戦表<<決勝戦、第1セット序盤でティエムはトミックにリードを許すも、タイブレークの末に最後ロングラリーを制してこのセットを先取。しかし第2セットを落とし、ファイナルセットもトミックにリードされたが、挽回に成功して1時間55分で勝利した。
今月のアルゼンチン・オープンで
R・ナダル(スペイン)らを破り優勝、前週のリオ・オープン男子では
D・フェレール(スペイン)に勝利するなど現在波に乗っている若手のティエムは、今回のタイトル獲得でキャリア通算5勝目となった。
一方、準優勝のトミックはシード勢と対戦することなく決勝へ駒を進めていたが、惜しくも今季初のタイトル獲得とはならなかった。
今季開幕戦のブリスベン国際男子では
錦織圭らを破り4強入り、全豪オープンでは
A・マレー(英国)に敗れるもベスト16進出を果たした。
また、今大会は第1シードで昨年覇者のフェレールと第2シードの錦織は2回戦敗退、第3シードの
M・チリッチ(クロアチア)と第6シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と第8シードの
J・シャーディ(フランス)は初戦で姿を消すなど、シード勢が早期で敗退した。
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