男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)は16日、シングルス1回戦が行われ、大会初優勝を狙う第2シード
錦織圭が初戦突破を果たした。世界ランク29位
D・ティーム(オーストリア)に7-6 (7-4), 7-5のストレート勝ち。試合後、錦織は1回戦を振り返り、対戦したティームを評価した。
ティームに11本のサービスエースを決められた錦織はリターンゲームで苦戦するも、5度のブレークチャンスから2度のブレークに成功し、1時間49分で勝利した。
25歳の錦織は「タフな相手でしたし、サーブも背のわりに結構良い。フォアもしっかりしてますし、ウィナーもとられることはわかっていた。」と、21歳の年下であるティームを評価していた。
若手注目選手の1人ティームは、先月のニース・オープンで念願のツアー初優勝を飾り、6月15日に発表の世界ランキングでは自己最高位となる29位を記録。
錦織は自身のサービスゲームでティームに10度のブレークチャンスを握られるピンチを迎えていたが、1ブレークにとどめた。
試合全体については「最高ではなかったですけど、こういうタフな試合を勝てたということは、また次のチャンスにも繋がるので、まずは良い出だしかなと思います。そこまで焦りはなかったですけど、嫌な場面でかなりセーブ出来たので、そうゆうのを少し減らせれるように次はしたいです。」と、錦織。
2回戦で錦織は、世界ランク114位の
D・ブラウン(ドイツ)と対戦する。
また、今大会のダブルスに
S・ジョンソン(アメリカ)と初めてペアを組んで出場していた錦織は、15日に行われたダブルス1回戦で
R・リンドステッド(スウェーデン)/
J・メルツァー(オーストリア)組にストレートで敗れ、8強入りとはならなかった。
(コメントはBS朝日から抜粋)>>ゲリー・ウェバー・オープン対戦表<<>>ゲリー・ウェバー・オープン ダブルス対戦表<<
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