男子テニスツアーのリオ・オープン男子(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー)は18日、男子シングルス2回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)は
N・アルマグロ(スペイン)との同胞対決を6-3, 7-5のストレートで制し、ベスト8進出を決めた。
世界の頂点に立っていたナダルだが、近年は怪我や病気に苦しみ、全盛期のプレーを取り戻すことに苦しんでいる中で臨んだ全豪オープンではまさかの初戦敗退を喫した。クレー・キングの称号を持つナダルは、自信を取り戻すために南米で行われているクレーコートの大会へ復活をかけて出場している。
「勝つことは、自信を高めるためにはとても大切なこと。それにリラックスにも繋がる。」と、本人も自信を掴みたいと感じていることを明かしていた。
これで、アルマグロとの対戦成績は14勝1敗となった。
先週行われたアルゼンチン・オープンでは、連覇を狙い今季初のクレーコート大会へ出場したナダルだったが、胃腸を壊すと同時に暑さにもやられてしまい、準決勝で敗れていた。
「今は、かなり体調も良くなっている。先週はずっとお腹の調子が悪く、暑さと湿度にも苦しんでいた。本当に酷かった。肉体的にかなり苦しい状況だった。お腹が数段回復したこともあり、今ではとても良い状態でいる。それは自分のプレーにとって鍵になることだし、勝つこともより気持ちが良くなる要因でもある。」とナダルは現状を語り、体調の回復をアピールしていた。
ナダルは、準決勝進出をかけて
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。ドルゴポロフは同日の2回戦でI・セルバンテスを3-6, 6-0, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
(STATS - AP)
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