テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会2日目の19日、男子シングルス1回戦が行われ、第5シードの
R・ナダル(スペイン)との同胞対決を7-6 (8-6), 4-6, 3-6, 7-6 (7-4), 6-2のフルセットで制した世界ランク45位の
F・ベルダスコ(スペイン)が試合を振り返った。
>>全豪オープン対戦表<<ナダルとの17度目の対戦で通算3度目の勝利を4時間41分で手にしたベルダスコは、ナダルの37本に対して90本のウィナーを叩き出して元世界ランク1位のライバルを退けた。
「この大会で2セットを奪われてからの勝利は、本当に信じられない。ファイナルセットも先にブレークされてから信じられないようなプレーが出来た。どんどんウィナーを決めることが出来た。どうやったか分からない。目を閉じて、ただボールを打ったらどんどん入っていき、それを続けただけさ。」と32歳のベルダスコは話した。
また、2009年の準決勝でもナダルとフルセットの死闘を演じていたベルダスコは「2009年の試合は、人生で唯一5時間以上ボールを打ち続けた。今日の試合はそれより35分くらい短かった。あれ以上長い試合はしたくなかったから。」とコートサイドの時計を見ながらコメントしていた。
(STATS - AP)
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