男子テニスツアーのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード)は21日、シングルス1回戦が行われ、第4シードの
JW・ツォンガ(フランス)は主催者推薦で出場の
T・ハース(ドイツ)を6-3, 6-7 (3-7), 6-4のフルセットで下し、2回戦進出を決めた。
両者は今回4度目の対戦で、ツォンガの勝利により対戦成績を2勝2敗とした。
この試合、第1セットを先取したツォンガだったが、第2セットではタイブレークの末にハースに取られて1セットオールとなる。その後、第3セットでは調子を取り戻したツォンガが鋭いダウンザラインを決めるなどでハースを圧倒。1度もブレークチャンスを与えずに1時間53分で勝利した。
2回戦では、第6シードの
G・モンフィス(フランス)と
P・ロレンジ(イタリア)の勝者と対戦する。
ツォンガは今季怪我のために3月からシーズンを始めたが、思うような結果を残すことが出来ていなかった。その後、9月のモゼール・オープンで今年初のタイトルを獲得すると、徐々に調子を取り戻し始めた。
先日の上海マスターズでは、決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも準優勝を飾ったツォンガ。大会後の世界ランキングでは、約1年ぶりのトップ10入りとなる10位に浮上した。
今大会で今季2度目の優勝を狙う。
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