男子テニスツアーのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード)は19日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者の
杉田祐一(日本)は元世界ランク26位の
L・ロソル(チェコ共和国)に4-6, 6-7 (2-7)と健闘するもストレートで敗れて2回戦進出とはならなかった。
この試合、杉田は1度ブレークに成功するも、ロソルに2度のブレークを許して第1セットを落とす。
第2セットでロソルにファーストサービスが入った時に90パーセントと高い確率でポイントを取られた杉田は、3度のブレークチャンスをしのいでタイブレークへと持ち込む。しかし、タイブレークの2-7で杉田はストレートで敗れた。
今大会には予選を勝ち抜いて本戦入りを決めた杉田だったが、ロソルに敗れて初戦敗退となった。
また、同日行われたシングルス1回戦では、
R・シュティエパネック(チェコ共和国)がD・ノヴァークを、
J・ヴェセリ(チェコ共和国)が
G・メルツァー(オーストリア)をストレートで下し、ロソル含めチェコ共和国3選手が2回戦進出を決めている。
今大会は、第1シードに
D・フェレール(スペイン)、第2シードに
K・アンダーソン(南アフリカ)、第3シードに
J・イズナー(アメリカ)、第4シードに
JW・ツォンガ(フランス)らが出場している。
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