女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は26日、シングルス準決勝が行われ、第8シードで18歳の
B・ベンチッチ(スイス)が昨年準優勝者で第1シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)を6-2, 6-4のストレートで撃破し、大会初の決勝進出を決めた。
>>東レPPO対戦表<<両者は今回が5度目の対戦となり、ベンチッチはウォズニアキとの対戦成績を4勝1敗とさらに差を広げた。
この試合、ベンチッチは終始主導権を握り、角度あるショットでウォズニアキを走らせてポイントに繋げ、ウォズニアキに反撃のチャンスを与えず1時間24分で勝利をおさめた。
大会初のタイトル獲得をかけ、決勝では第7シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)と
D・チブルコワ(スロバキア)の勝者と対戦する。
18歳のベンチッチは、今年6月に念願のツアー初優勝。その後8月のロジャーズ・カップ女子ではツアー2勝目をあげ、世界ランキングもトップ10入りに大きく近づいた。
今大会は1回戦で予選勝ち上がりのY・シュ(中国)、2回戦で
S・ストーサー(オーストラリア)、準々決勝で第3シードの
G・ムグルサ(スペイン)を下しての勝ち上がりとなった。
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