テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は3日、男子シングルス2回戦が行われ、来年1月の全豪オープンで引退を表明している元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)は第24シードの
B・トミック(オーストラリア)に3-6, 2-6, 6-3, 7-5, 5-7のフルセットで敗れ、現役生活最後の全米に終止符が打たれた。
>>全米オープン対戦表<<この試合はファイナルセットにもつれる死闘になり、ヒューイットは第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも、土壇場でブレークバックされる。
その後も粘りを見せるヒューイットだったが、第12ゲームで後輩のトミックに最後フォアハンドのウィナーを決められ、3時間26分で2回戦敗退となった。
2001年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾ったヒューイット。2002年にはウィンブルドンで四大大会2度目のタイトルを獲得した。その後は怪我などによりランキングを下げるも、これまでキャリア通算30勝をあげている。
一方、22歳のトミックは今年7月に騒音被害を起こして警察に逮捕されるなどテニス以外で話題となっていた。
3回戦では第12シードの
R・ガスケ(フランス)と対戦する。
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