男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は5日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
A・マレー(英国)が世界ランク53位の
T・ガバシュビリ(ロシア)に4-6, 6-4, 6-7 (4-7)で敗れる波乱に見舞われた。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、マレーは2回戦が初戦だった。
第1セットを落としたマレーは、第2セットの第9ゲームでブレークに成功してセットカウント1-1にする。
勝敗がかかる第3セットでは、先にマレーがブレークしていたが、第10ゲームでブレークバックを許し、タイブレークを落として2時間42分で敗れた。
2006年のワシントン大会で準優勝を飾っていたマレーは、今回9年ぶり2度目の出場だった。また、今年はBMWオープン、マドリッド・マスターズ、AEGON選手権で優勝を飾っているマレーは、今大会で4勝目を狙っていた。
今大会の第2シードは
錦織圭(日本)、第3シードは
M・チリッチ(クロアチア)、第4シードは
R・ガスケ(フランス)。
一方、マレーを破る金星をあげたガバシュビリは、今年の全仏オープンでベスト16へ進出。その時は4回戦で錦織にストレートで敗れた。
3回戦では、第14シードの
P・クエバス(ウルグアイ)と
R・ベランキス(リトアニア)の勝者と対戦する。
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