テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は11日、女子シングルス決勝が行われ、33歳で第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が3年ぶり6度目の優勝を飾った。第20シードの
G・ムグルサ(スペイン)に6-4, 6-4のストレート勝ち。今回のタイトル獲得は1968年のオープン化以降、四大大会で女子史上最年長の優勝となった。さらに自身2度目となるグランドスラム4大会連続優勝の「セリーナ・スラム」を達成させたセリーナは、試合後に喜びを話した。
「最高、神に感謝している。嬉しいです。」
準優勝のムグルサについては「素晴らしいプレーだった。近い将来、あなた(ムグルサ)がトロフィーを手にする日が、必ずくると思う。」とセリーナ。
自身2度目の「セリーナ・スラム」達成については「信じられない。何年もここでプレー出来て、本当に感謝しています。」と話した。
過去のウィンブルドンでセリーナは2002・2003・2009・2010・2012年に優勝しており、今回で6度目のタイトル獲得となった。
「セリーナ・スラム」を達成させたセリーナだが、年間グランドスラム達成にも注目が集まっている。今年の全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドンで優勝したセリーナが全米オープンでタイトルを獲得すると1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来、史上4人目となる年間グランドスラム達成となる。
一方、敗れた21歳のムグルサはスペイン勢で1994年C・マルチネス(スペイン)以来21年ぶりのウィンブルドン優勝とはならなかった。今回の決勝進出は、スペイン勢で1996年の
A・サンチェス=ビカリオ(スペイン)以来19年ぶりの快挙となった。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>ウィンブルドン対戦表<<
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