テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は11日に行われる女子シングルス決勝で、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)とスペイン勢で1996年の
A・サンチェス=ビカリオ(スペイン)以来19年ぶりの決勝進出を果たした第20シードで21歳
G・ムグルサ(スペイン)が激突する。
第1シードのセリーナは、2002年の全仏オープンから2003年の全豪オープンまでグランドスラム4大会連続優勝を果たす「セリーナ・スラム」を達成しており、現在も昨年の全米オープンから今年の全仏オープンまで3大会連続で優勝しているため、今回ウィンブルドンを制すると2度目の「セリーナ・スラム」の達成となる。
観客からは、セリーナが優勝して2度目の「セリーナ・スラム」を果たすとの予想が多かった。
【観客は「セリーナ・スラム」を期待】
一方、ムグルサが優勝した場合、自身初のグランドスラム優勝で、スペイン勢では1994年のC・マルチネス以来21年ぶりのウィンブルドンでのタイトル獲得となる。
両者の決勝は、日本時間7月11日の22時から開始する予定で、センターコートの第1試合に組まれている。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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