テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は10日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第3シードの
A・マレー(英国)とのBIG4対決を7-5, 7-5, 6-4のストレートで制し、2年連続の決勝進出を果たすと同時に、歴代最多8度目の優勝まであと1勝とした。
『選手使用のオフィシャルタオル』フェデラーは準々決勝の
G・シモン(フランス)戦で唯一ブレークを許していたが、自身も「サーブの調子が良い。」とコメントするほど今大会サービスが絶好調。この日の試合では、フェデラーは自身のサービスで、91ポイント中70ポイントをものにし、デュースになったのはわずか2回で、20本のサービスエースを記録していた。
マレーもフェデラーのサービスにはお手あげで、「彼(フェデラー)は素晴らしいサービスゲームを展開していた。ほとんどチャンスを握らせてくれなかった。」とコメントしていた。
「ファーストサービスの確率も高かったし、同時にビッグサービスも打てていた。これまでのテニス人生でも、最高のサービスゲームを展開できたと言っても過言ではない。」と語るフェデラーは、2012年のウィンブルドン決勝でマレーを下して優勝したのがグランドスラムでの最後の優勝となっている。
レシーブでは、それぞれのセットの終盤でチャンスをものにしていたフェデラー。第1セットでは第12ゲームで、第2セットでも第12ゲームでブレークを奪っていた。
決勝でフェデラーは、昨年の決勝と同カードとなる第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と激突する。
(STATS - AP)
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