テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は10日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第3シードの
A・マレー(英国)を7-5, 7-5, 6-4のストレートで下し、2年連続の決勝進出を果たすと同時に、歴代最多8度目の優勝まであと1勝とした。決勝では昨年と同カードとなる第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と激突する。
準決勝、マレーに1度もブレークを許さなかったフェデラーは得意のフォアハンドに加え、スライスを織り交ぜるラリー戦で圧倒した。
フェデラーは今回の勝利でマレーとの対戦成績を13勝11敗とした。
決勝で対戦するジョコビッチには昨年フルセットで敗れており、フェデラーはその時のリベンジを狙う。両者の対戦成績はフェデラーから見て20勝19敗、今回が40度目の激突。
今大会フェデラーはサービスが絶好調で、ブレークされたのは第12シードの
G・シモン(フランス)との準々決勝、セットを落としたのは
S・グロス(オーストラリア)との3回戦のみとしている。
2012年のウィンブルドンで優勝して以降、四大大会のタイトル獲得に見放されているフェデラーは、今大会で歴代最多8度目のウィンブルドン優勝を目指す。過去のウィンブルドンでは2003-2007・2009・2012年にタイトルを獲得。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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