テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会7日目の6日に行われるシングルス4回戦に、連覇を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、3年ぶりの四大大会優勝を狙う第2シードの
R・フェデラー(スイス)、2013年覇者で第3シードの
A・マレー(英国)、グランドスラム2大会連続優勝を狙う第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が登場する。また、女子からは第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と
V・ウィリアムズ(アメリカ)の姉妹対決が行われる。
【会場でしか買えない 全英タオル】世界ランク1位のジョコビッチは、第14シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦。
両者は5度対戦しており、対戦成績はジョコビッチから4勝1敗。2008年に1度だけ、アンダーソンに敗れている。
アンダーソンは、今大会前哨戦のAEGON選手権2回戦で全仏覇者のワウリンカを下して勝ち進み、決勝でマレーに敗れるも、準優勝を飾った。
世界ランク2位のフェデラーは、第20シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と顔を合わせる。
フェデラーは今大会、1回戦で
D・ズムル(ボスニア)、2回戦で
S・クエリー(アメリカ)、3回戦で
S・グロス(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。4回戦進出を決めたことにより、2年連続13度目のベスト16入りを果たした。
4回戦はセンターコートの第3試合目に組まれている。
第3シードのマレーは、第23シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦。
マレーは、2013年のウィンブルドン覇者で、その時は決勝でジョコビッチに勝利して、グランドスラム2度目のタイトルを獲得した。
また、カルロビッチは身長211センチから強烈なサービスを放つビッグサーバー。3回戦の
JW・ツォンガ(フランス)戦では、41本ものサービスエースを決めている。
一方、女子では4回戦でセリーナとヴィーナスの姉妹対決が実現。
女王セリーナは、3回戦で世界ランク59位の
H・ワトソン(英国)に苦戦を強いられた。フルセットまでもつれ込み、どちらが勝ってもおかしくない中で、最後は世界ランク1位の力を見せたセリーナが勝利を手にした。
姉ヴィーナスは、3回戦をストレートで快勝。ここまで1セットも落とさず順当に勝ち上がっている。
セリーナとヴィーナスは過去に25度対戦しており、対戦成績は14勝11敗でセリーナがリードしている。
最後に対戦したのは昨年のロジャーズ・カップ女子準決勝で、その時はヴィーナスがフルセットで勝利していた。
この試合は、センターコートの第1試合に組まれている。
【ウィンブルドン 男子シングルス対戦表】
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