テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は29日、男子シングルス3回戦が行われ、今大会好調の第8シードの
S・ワウリンカ(スイス)が2年ぶりの4回戦進出を果たした。この日は
S・ジョンソン(アメリカ)から6-4, 6-3, 6-2のストレート勝ちをおさめた。
昨年の全仏オープンでは
G・ガルシア=ロペス(スペイン)に初戦で敗れる波乱に見舞われたワウリンカ。そのガルシア=ロペスは、今年、初戦でジョンソンに敗れている。
今年の2月中旬頃から早期敗退が続いていたワウリンカだったが、5月のローマ・マスターズで
R・ナダル(スペイン)を破るなど、本来の力を取り戻してきた。
直近のジュネーヴ・オープンでは準決勝で敗れるも、今大会では3回戦を終了した時点で1セットしか落としていない。
この日はサービスが好調で、8本のサービスエースを決めた。ダブルフォルトは0本。さらにファーストサービスが入った時には93パーセントの確率でポイントを獲得し、ジョンソンを圧倒した。
4回戦でワウリンカは、第12シードの
G・シモン(フランス)と
N・マウー(フランス)の勝者と対戦する。
また、同ブロックには同胞で第2シードの
R・フェデラー(スイス)もおり、共にベスト16へ進出している。両者が4回戦に勝利した場合、準々決勝で顔を合わせる事になる。
>>全仏オープン男子ドロー表<<
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