男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は7日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が主催者推薦枠で出場の
M・グラノジェルス(スペイン)に6-2, 6-0のストレートで快勝し、2年ぶりベスト8進出を決めた。
両者は今回が6度目の対戦となり、マレーはグラノジェルスとの対戦成績を5勝1敗とした。
この試合、マレーは3度のダブルフォルトを犯すも、ファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得。グラノジェルスに1度のブレークチャンスを与えるもしのぎ、6度のブレークチャンスから5度のブレークに成功して1時間4分で勝利をおさめた。
準々決勝でマレーは、第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)と対戦する。
過去同大会でマレーは2008年に準決勝で
R・フェデラー(スイス)を破り、決勝では
G・シモン(フランス)に勝利して大会初の優勝を飾っている。しかし、この時のサーフェスはハードコートで、クレーになってからはベスト8進出が最高成績となっている。
昨年は3回戦で
S・ヒラルド(コロンビア)に敗れ、ベスト8進出を逃していた。
先日行われたBMWオープンでは、決勝で
P・コールシュライバー(ドイツ)を接戦の末に下して自身初となるクレーコートでのタイトルを獲得した。
《マレー 初クレータイトル獲得》一方、敗れたグラノジェルスは、今大会の1回戦で
M・クリザン(スロバキア)に勝利し、2回戦では第13シードの
G・モンフィス(フランス)を3時間20分の激戦の末に破って3回戦進出となるも、第2シードのマレーには完敗してベスト8進出とはならなかった。
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