男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるイスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、クレー、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金80,000ユーロ)は3日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)が第3シードの
P・クエバス(ウルグアイ)を6-3, 7-6 (13-11)のストレートで下し、今季3度目の優勝でキャリア通算85勝をあげた。
この試合、フェデラーはファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットはフェデラーは1度ブレークに成功して先取した。
続く第2セットでは、両者1ブレークのままタイブレークとなり、タイブレークの13-11の接戦の末にフェデラーがクエバスを振り切り、1時間36分で優勝を飾った。
今年から開催された今大会は、トルコ初のATP男子ツアー大会で、フェデラーは同大会の初代チャンピオンとなった。
フェデラーは今大会、初戦となった2回戦で
J・ニエミネン(フィンランド)、準々決勝では
D・ヒメノ=トラベール(スペイン)に苦戦を強いられるも勝利し、準決勝で第8シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を下しての決勝となっていた。
《フェデラー 苦戦強いられる》今シーズンはブリスベン国際男子、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権で今季2勝をあげており、今回はクエバスに勝利して3勝目をあげた。
また、クレーでの優勝は2012年のムチュア・マドリッド・オープン男子以来のこととなり、クレーでは約3年ぶりのタイトル獲得となった。
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