男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は31日、シングルス4回戦が行われ、第8シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)は第17シードの
G・モンフィス(フランス)の臀部の怪我により6-3, 3-2としたところで途中棄権し、ベルディヒが3年連続6度目のベスト8進出を決めた。
この試合、ベルディヒは6度のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時75パーセントの確率でポイントを獲得し、2度のブレークに成功し試合を優勢に進めていた。
モンフィスも4度のダブルフォルトを犯すが7度のサービスエースを決め検討していたが、第2セットモンフィスがサービスの第5ゲーム、1ポイント目でモンフィスがワイドに放ったファーストサービスをベルディヒはフォアハンドでクロスにリターンを返す。
そのボールをモンフィスはスライディングしながら返そうとするが足がもつれ転倒してしまう。
モンフィスは転倒した時に痛めた右足付け根辺りを押さえながらそのまま倒れていると、ネットの向こう側にいたベルディヒが歩み寄り、モンフィスのラケットを拾いモンフィスの手を取り立ち上がらせると、ベルディヒのスポーツマンシップに会場からは拍手が起こった。
ベルディヒはこのゲームをブレークすると、モンフィスが転倒の影響か棄権を申し入れベルディヒが勝利した。
両者は6度目の対戦となり、ベルディヒはモンフィスに5勝1敗とした。
勝利したベルディヒは準々決勝で第29シードの
F・ベルダスコ(スペイン)を6-3, 6-3で下した
J・モナコ(アルゼンチン)と対戦する。
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