男子国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループ1回戦は9日、アルゼンチン対ブラジルの第5試合が行われ、2日に渡って行われた
F・デルボニス(アルゼンチン)と
T・ベルッチ(ブラジル)の試合は6-3, 3-6, 6-2, 7-5でデルボニスが勝利し、アルゼンチンがベスト8進出を決めた。
当初8日に行わるはずだったが、第4試合の
L・マイェール(アルゼンチン)と
J・ソウザ(ブラジル)の試合がデビスカップのシングルスで史上最長試合、6時間42分となったため、デルボニスが1セット先取した段階で日没により順延となった。
《マイェール 史上最長時間制す》世界ランク83位のデルボニスは試合再開後に第2セットを落とすが、その後の2セットをデルボニスが取り2時間59分で勝利した。
勝利したアルゼンチンは準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)擁するセルビアと対戦する。
2010年から毎年準決勝以上の成績を残していた南米の強豪アルゼンチンは2013年に準決勝進出を果たしていたが、昨年は1回戦でイタリアに敗れワールドグループ残留を懸けてプレーオフでの戦いを強いられていた。
初タイトルを狙うアルゼンチンは1981、2006、2008、2011年と準優勝に終わっている。
敗れたブラジルは
G・クエルテン(ブラジル)がエースとして活躍していた2001年以来となる準々決勝進出を狙っていたが惜しくも叶わなかった。ブラジルは1992年と2000年の準決勝進出が最高成績となっている。
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