男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 イタリア対カザフスタン戦は8日、大会3日目にシングルス2試合が行われ、イタリアからは
A・セッピ(イタリア)と
F・フォニュイーニ(イタリア)が出場するも共にシングルスを落としてしまい、通算2勝3敗でカザフスタンに敗れてベスト8進出を逃した。
イタリアは大会初日のシングルスに
S・ボレッリ(イタリア)、セッピが出場し、ボレッリが
M・ククシュキン(カザフスタン)に6-7 (6-8), 1-6, 2-6のストレートで敗れてカザフスタンに1勝を許したが、セッピがゴルベフを6-3, 6-3, 6-7 (5-7), 6-2で下して通算1勝1敗。
大会2日目のダブルスでは、今年の全豪オープンのダブルスで優勝を決めたフォニュイーニ/ ボレッリ組を起用して2勝目をあげ、イタリアが先に8強入りに王手をかけていた。
大会3日目のシングルス第1試合に登場したセッピはククシュキンと対戦し、第1セットをタイブレークの末に落とすとその後1度もブレーク出来ず、6-7 (8-10), 0-6, 4-6のストレートで敗れて2勝2敗と並んだ。
勝敗がかかる第2試合でイタリアは、当初ボレッリが出場を予定していたが、世界ランク22位のフォニュイーニが代わって出場。当時130位のA・ネドビエソッフ(カザフスタン)と対戦し、第1セットをタイブレークの末に落としたフォニュイーニだが、第2・第3セットを連取して勝利に王手をかけた。
しかし、ここから第4・第5セットをネドビエソッフに連取され、6-7 (5-7), 6-3, 6-4, 3-6, 5-7と3時間41分のフルセットの末にまさかの敗戦を喫し、イタリアがカザフスタンに敗れることとなった。
イタリアは昨年アルゼンチン、イギリスを下してベスト4進出を果たし、準決勝では
R・フェデラー(スイス)、
S・ワウリンカ(スイス)擁するスイスに敗れて決勝進出を逃した。
イタリアがワールドグループ1回戦で敗退するのは、2012年以来3年ぶりのことで、その時はチェコ共和国に敗れての敗退だった。
勝利をおさめたカザフスタンは、準々決勝でオーストラリアと対戦する。
イタリア対カザフスタンの組み合わせは以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:
●S・ボレッリ vs
○M・ククシュキン 6-7 (6-8), 1-6, 2-6
・シングルス第2試合:
○A・セッピ vs
●
A・ゴルベフ(カザフスタン) 6-3, 6-3, 6-7 (5-7), 6-2
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:
○F・フォニュイーニ/ S・ボレッリ vs
●A・ゴルベフ/ A・ネドビエソッフ 7-6 (7-4), 6-3, 6-7 (13-15), 6-4
【大会3日目】
・シングルス第1試合:
●A・セッピ vs
○M・ククシュキン 6-7 (8-10), 0-6, 4-6
・シングルス第2試合:
●F・フォニュイーニ vs
○A・ネドビエソッフ 6-7 (5-7), 6-3, 6-4, 3-6, 5-7
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