3月6日から8日にかけて行われる男子国別対抗戦のデビスカップで、イギリスのエースとして地元のスコットランドへアメリカを招いて戦う
A・マレー(英国)は、初日のシングルスで
D・ヤング(アメリカ)と対戦する。マレーは2013年のウィンブルドン優勝後、初めて地元スコットランドで公式戦に臨む。
《マレー 出場は2試合のみ》スコットランドはグラスゴーにあるエミレーツ・アリーナで行われるこの試合、アメリカ・チームのエースである世界ランク20位の
J・イズナー(アメリカ)は
J・ワード(英国)と初日の第2試合でシングルスを行う。
2日目の土曜日にはダブルスが行われ、アメリカからはダブルス世界ランク1位の
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組がマレーの実の兄の
J・マレー(英国)/ D・イングロット組と対戦する。
ダブルスの選手は変更される可能性もあり、シングルスに出場するアンディが兄と組んでマレー兄弟で登場する可能性もある。マレー兄弟とブライアン兄弟の対戦が実現すると、デビスカップ史上6度目となる兄弟ペア対決となる。
「土曜日のダブルスに出場する事はないと思うが、兄のプレーやドミニク(イングロット)のプレーを良く知っているから求められればあるかもしれない。2人とも今年は好調なスタートを切っている。」とマレーは木曜日に行われたドロー抽選会でコメントしていた。
日曜日にはリバース・シングルスが行われ、マレーはイズナーと、世界ランク47位のヤングはワードと対戦する。
去年の1回戦でも対戦した両国。その時はアメリカのサンディエゴで開催され、マレー率いるイギリスがアメリカを3勝1敗で下していた。
アメリカとイギリスは初めて対戦したのが1990年にまで遡り、デビスカップ史でも最も古いライバル関係にあると言える。両国の対戦成績は、アメリカが11勝8敗とリードしている。
今週末の対戦で勝った国は、準々決勝でフランスとドイツの勝者と対戦する。
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