テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額15,561,973ドル)は28日、女子シングルス準々決勝が行われ、19歳の
M・キーズ(アメリカ)が第18シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで下し、グランドスラム初のベスト4進出を果たした。
この試合、キーズが第1セット第7・9ゲームと2度のブレークに成功し、サービスゲームではブレークチャンスを与えずに第1セットを先取する。
勢いに乗りたいキーズだったが、第2セットは先に2度のブレークを許す。
中盤左足付け根辺りに違和感を覚えメディカルタイムアウトを要求し、左足付け根にテーピングを施して試合を続けるキーズはブレークバックに成功し追いつくが、第9ゲームで3度目のブレークを許し第2セットを落とす。
ファイナルセットでも先にブレークを許し、第8ゲームで2度目のブレークに成功し追いつくと、ここから3ゲーム連取し勝利した。
最後の第10ゲームではラブゲームでブレークに成功した。
両者は2度目の対戦となり、キーズはヴィーナスに1勝1敗とした。
現在世界ランク35位のキーズは今シーズンからコーチに元世界ランク1位の
L・ダベンポート(アメリカ)をコーチに迎え、今大会は1回戦で
L・ツレンコ(ウクライナ)、2回戦で第29シードの
C・デラクア(オーストラリア)、3回戦で第4シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、4回戦で同胞の
M・ブレングル(アメリカ)、準々決勝でヴィーナスとシード勢を破りグランドスラム初のベスト4進出を果たした。
敗れたヴィーナスは全豪オープン10大会ぶりベスト4進出を逃し、さらにともに勝ち上がっていた場合、準決勝で第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)との姉妹対決が行われる予定だった。
勝利したキーズは準決勝でセリーナと第11シードの
D・チブルコワ(スロバキア)の勝者と対戦する。
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