テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額15,561,973ドル)は26日、女子シングルス4回戦が行われ、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第24シードの
G・ムグルサ(スペイン)を2-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、2年ぶりのベスト8入りを決めた。
昨年の全仏オープンでセリーナは、2回戦でムグルサと対戦したが2-6, 2-6のストレートで敗れる波乱に見舞われていた。しかしこの日は第1セットを奪われながらも逆転に成功しリベンジを果たした。
「彼女(ムグルサ)が自分のプレーをより良いものにしてくれた。ここまでの戦いの中でも最高のプレーをする必要があった。」と今大会5回の優勝を誇るセリーナは、全力を出して勝利を手にした事を明かした。
試合中に呼吸が苦しくなり咳をする場面が見られたセリーナ。「そんな状況に陥った時、いったい何をしたら良いのか考えていたわ。何があろうとここで5回の優勝を飾っているんだって考えるようにしたの。」と試合を振り返っていた。
6度目の優勝へ向けてセリーナは、準々決勝で昨年の準優勝者である第11シードの
D・チブルコワ(スロバキア)と対戦する。チブルコワはこの日、元世界ランク1位で今大会2度の優勝経験のある
V・アザレンカ(ベラルーシ)を6-2, 3-6, 6-3で退けていた。
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