男子テニスで世界ランク5位の
錦織圭(日本)が20日、2015年から使用を予定している新ラケット『ウイルソン/ BURN(バーン)』の発表会を行った。
昔からウイルソンのラケットを使う錦織はより攻撃的に、そして早い展開の攻撃が必要となる今のテニスのプレースタイルに対し、「これまで以上にスピードが欲しい」というリクエストに対し、現在使用している『STEAM/ スティーム』のパワーとスピン性能に加え、よりスピードのアップするラケットの開発を行った。
・リクエストを実現させた新素材
『ハイパフォーマンス・カーボン・ファイバー』
ハイパフォーマンス・カーボン・ファイバーとは2010年からウイルソンが使用している高剛性素材「バサルト・ファイバー」よりも更に高い剛性を誇り、打球時のラケットのの変形を抑える効果がある新素材。
このハイパフォーマンス・カーボン・ファイバーをラケット全体ではなく内側に搭載することにより、打球時に生まれる内側への捻転を防ぐことが可能。それによりボールの反発力を上げ、錦織が求める球速を上げることに成功。
また、搭載位置をボールの反発力向上に最も効果的な位置に限定して配置することで、現在のスティームの打球感に極力近づけることにも成功している。
ウイルソン/ BURN(バーン)95
フェイス面積:95平方インチ
ストリングパターン:16×20
重さ:309g
バランス325mm
長さ:27.25インチ
グリップサイズ:G2、G3
定価:42,120円このバーンには5モデル発売され、錦織が使用するバーン95、バーン100、回転がよりかかるバーン100S、軽量モデルのバーン100LS、女性やジュニアに向けたバーン100ULSがそれぞれ2月下旬の発売を予定している。
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