テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が
S・クエリー(アメリカ)を6-3, 6-2, 6-2のストレートで下し、順当に4回戦進出を決めた。
この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得し、クエリーのサービスゲームを7度ブレークに成功。1時間25分で勝利をものにした。
4回戦でジョコビッチは、第22シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。
ジョコビッチは、過去同大会で2011年に決勝で
R・ナダル(スペイン)を下し、大会初優勝を飾った。その後は、2012年の決勝で
A・マレー(英国)、2013年の決勝でナダルに敗れて準優勝となった。
《昨年の決勝記事はこちら》今季グランドスラムの成績は、全豪オープン準々決勝で
S・ワウリンカ(スイス)、全仏オープン決勝でナダルに敗れて準優勝としており、ウィンブルドンでは決勝で
R・フェデラー(スイス)を下して大会2年ぶり2度目の優勝を飾った。
《ウィンブルドン優勝の記事はこちら》先日行われた全米オープンの前哨戦であるロジャーズ・カップ男子は、3回戦で
JW・ツォンガ(フランス)に敗れてベスト8進出を逃した。
さらにその後のW&Sオープン男子では、元世界ランク5位の
T・ロブレド(スペイン)に敗れて3回戦で姿を消しており、ウィンブルドン優勝後は思い通りの結果が残せていない。
今回は大会3年ぶり2度目のタイトル獲得とグランドスラム2大会連続優勝を狙う。
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