テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が
P・H・マチュー(フランス)を6-1, 6-3, 6-0と1時間28分の快勝で下し、順当に3回戦へ駒を進めた。
「なるべく早く試合に終止符を打ちたかったんだ。調子を上げるために長い試合は必要ないと感じたんだ。」と語るジョコビッチは、試合を通して自身のサービスゲームでは世界ランク81位のマチューに1度しかブレークポイントを与えず、マチューから7度のブレークを奪い危なげなく勝利をものにした。
《ジョコビッチ 10年連続3回戦》ジョコビッチは2011年に同大会初の優勝を飾っており、それ以降は2年連続の準優勝とこれまで3年連続で決勝進出を果たしている。
先日のウィンブルドンでは、決勝で
R・フェデラー(スイス)を下して大会3年ぶり2度目の優勝とグランドスラム7勝目あげた。
大会後に発表された世界ランキングでは、2013年9月以来の世界ランク1位に返り咲いた。
《ジョコビッチ優勝の記事はこちら》自身2度目の優勝を狙うジョコビッチは3回戦で、
S・クエリー(アメリカ)と対戦する。クエリーはこの日、第28シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)を6-3, 6-4, 6-4で下した。
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